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『こいぬとこねこはゆかいななかま―なかよしのふたりがどんなおもしろいことをしたか 』 (ヨゼフ・チャペック/さく いぬいとみこ、井出弘子/訳 童心社 1968年) カレル・チャペックのお兄さん、と評されることの多いヨゼフ・チャペック氏。 本業は画家。本の装丁や挿絵なども多く手掛けているそう。 この本は、数少ない本人さくの子どもの本。 10編のショートストーリーが収められているのだけれど、どれもこれもすごくユーモアタたっぷりで面白いの! ”なにからなにまでにんげんのおとなたちがやるとおりに、やりたいとおもって”いる、 主人公のふたり(こいぬくんとこねこちゃん)の暮らしぶりがほのぼのしていて、でも本人たちはとても必死。 絶対にごまかすことなく真剣に生きてる。 ウィットに富んだ会話もとっても楽しい。ショーブとハショーフのところとかね。読みながら声をあげて笑っちゃったもの。 ぼーっとしていておとぼけなこいぬくんを、ちゃきちゃきとしたこねこちゃんがかいがいしくサポート。 いつも一緒に妄想したり、だましっこしたり見抜いたり、なんとヨゼフ・チャペックさんのところへ言って意見を申し立てたり。 こんなふたりは、夫婦じゃなくて恋人じゃなくて、そう、ふたりはともだちなのだ。 まったく素敵なともだちだな〜。 とにかくたくさんのユーモアが満載! ビール飲みながらちょいと軽い小話でも、というノリにぴったりなのでは♪ あ、いえ、子どもの本なんだけどね。 軽快な言葉選びが新鮮で、初めて石井桃子さんの訳の『くまのプーさん』を読んだ感動と少し似てる! 原書はどんなんだろう? と思う箇所がいくつかあった。 (現在絶版ですが、河出書房から文庫版が新しく出ているようです) # ナンダ |
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